オーダーメイド型研修プログラム
テレビ番組の「大改造!! 劇的ビフォーアフター」をご存知でしょうか?
様々な問題を抱えた家が、リフォームで大変身する番組です。そのリフォームを担当する「匠(建築士)」は、施主さんに家の様々な問題点を聞き、ライフスタイルを聞き、希望を聞いた上で、専門的知識と最新技術とアイデアとをもって家を設計し、建築します。リフォーム後、家は問題を解決するだけに留まらず、再び”家族の絆&やすらぎ”を取り戻す、といった番組です。
人材研修プログラムにも、「匠」のような「個別の要望に応える」設計が必要だと考えています。既存のプログラムにあてはめるだけではなく、1社ごと、1人ごとの現状・問題・希望その他の様々な情報から最適化を行うことが、問題を解決するだけに留まらない、それ以上の結果を導くと考えています。
設計から実施までの大まかな流れ
対話1:人事ご担当者との対話
対話1では以下のような問題解決モデルに沿って、お客様の願いを理解していきます。
どのような状態(理想・目標)を目指しているのか?
R(Reality)
現状(気になる問題)はどうなっているのか?
O(Option)
どのような対策が適しているのか?
W(Will)
今後、何をいつまでに進めるのか?
「現状・問題・理想」について伺い、目指したい姿や困っていることを理解していきます。多様な質問をしてニーズを明らかにしていきます。受講者個別の現状や問題も聞きながら留意点も理解します。
対話2:プログラム第1案ご提案と修正
対話によって明らかになってきたお客さまの願いに応えるプログラムやユニットをご提示させていただき、ご意見を頂きながら内容のすり合わせをしていきます。
対話3:受講対象者/関係者面談、および現場観察
受講対象者との対話
受講対象者との対話を通して、「課題の捉え方」「思考や行動の傾向」「知識」「能力」「価値観」など研修成果に影響を与える要素を把握します。
上司・部下・関係部門の方々との対話
上司・部下・関係部門の方々との対話を通して、受講者の特性を把握します。人や立場によって、事実の見え方が異なることがあるためです。受講生の自己評価だけでなく他者評価も把握します。
直接現場を見る
現場を見て、職場の雰囲気や風土の特徴を掴みます。「行動の傾向」「規範」「上下/ヨコの関係性」など、研修成果に影響を与える要素を把握します。
これらの入手できた情報を活かしてプログラムを設計します。
※対話2と対話3は前後する場合があります。
対話4:プログラム第2案ご提案と修正
研修プログラムを設計するときには、以下3つの領域を何度もシミュレーションすることで、より効果が見込める内容にブラッシュアップしていきます。
「プロセスを考える(受講者の意欲や気持ちがどう推移していくか)」
「パフォーマンスを考える(どの程度の気づきや変化、行動を生み出せるか)」
対話5:プログラム決定
お客様と弊社が合意できる内容に仕上げてプログラムが決定されます。
プログラムの実施
実施する内容は各社異なりますが、おおよその中身として「事前課題」⇒「集合研修/コーチング等」⇒「職場での実践/事後課題」といったものになります。
報告会:成果と課題、今後の提案
講師の所見(受講全体、プログラム上可能であれば受講者個別)を作成して、ふりかえりと今後に向けてのご提案またはフィードバックをさせて頂きます。
オーダーメイド型研修プログラムにご興味がある場合は、遠慮なくお問い合わせ下さい。
お問い合わせフォーム、Facebookのメッセージからのお問い合わせを受け付けております。
電話、Skypeなどで「対話」の機会を頂戴できれば、喜んで対応させていただきます。